メシマコブとガン
メシマコブとは

メシマコブはフェリナス・リンテウス(Phellinus linteus)またはフェリナス・ユカテンシス(Phellinus yucatensis)と呼ばれ、タバコウロコタケ科・キコブダケ属のキノコで、おもに樹齢20年〜30年の桑の木に寄生しています。原産地は日本を始め東南アジア、オーストラリア、北米などに分布しています。

中国ではメシマコブを黄桑と呼び
、2000年も前から漢方薬として使用されてきました。日本名メシマコブは長崎県の男女群島女島の桑の木にこぶの様に生えていたことから、女島瘤=メシマコブと呼ばれるようになったのです。

メシマコブと抗がん作用

1968年に日本の国立がんセンター研究所が18種類のキノコを対象に抗がん作用を調べる実験を行いました。マウスにがん細胞(サルコーマ180)を移植して、18種類のキノコから抽出したエキスを与えたところ、日本で取れたメシマコブ(黄桑)に96.7%という高いガン増殖抑制作用があることが発見されました。

その後、メシマコブの抗がん作用の研究が盛んになり、当時広島県西条中央病院の医師であった山名医師が、採取したメシマコブから菌糸体を取り出し、そのエキスをがん患者に与えて臨床試験を行いました。この臨床試験から山名医師はメシマコブが人のガンにも有効だということを証明したのです。

抗ガン剤としてのメシマコブ

国立がんセンター研究所や山名医師によるメシマコブの抗がん作用の研究に、韓国が注目しました。

1992年、韓国科学技術省の主導で行われた「G7プロジェクト」にメシマコブが選ばれ、抗がん剤に適したメシマコブ(黄桑)を選ぶために世界各地からメシマコブが集められました。

その中から抗がん剤に適する菌株をメシマコブ(黄桑)から発見し、その学名の頭文字からPL2・PL5が名づけられました。その後も研究は進められ、臨床試験などが重ねられ1993年、PL2・PL5は韓国の厚生省から医薬品の認可を受ました。

当然、韓国の病院では、ガン治療に他の抗ガン剤と同じようにメシマコブ由来の抗ガン剤が処方され効果を上げています。

メシマコブのチカラ

韓国での現状を反映して、日本でもメシマコブに対する研究が盛んになりました。そしてPL2・PL5よりすぐれた菌糸体PL8が開発されたのです。

PL8は純日本産のメシマコブを使った菌糸体で、その効果はガン増殖、転移抑制効果はもちろん、アレルギーを抑える力や免疫機能を正常に保つ効果などさまざまです。

残念ながら、日本ではメシマコブは医薬品ではなく健康食品の分類されますので、当然臨床実験などは行われていません。(これはフコイダンやアガリクスなどでも同じことです)

しかし、韓国での実績がメシマコブのチカラを物語っているのではないでしょうか?効果のない物を国家レベルで研究し、抗ガン剤の原料にまでするはずがありません。

日本でも、メシマコブを併用して効果を上げている臨床医師は存在します。残念ながら、薬事法の関係でそのことを表に出さないことがほとんどですので、実際にそのような話は私たちの耳に入らないだけなのです。

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